こんにちは。うめこです。
みなさんは、車が側溝の上を通るときの音、気になってませんか?
グレーチングとは、主に鉄などの金属で作られた格子状のふた。
写真、説明文ともにWikipedia より引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B0
側溝の上に乗っているアミアミの鉄板のこと、【グレーチング】っていうんですね。
子どものとき、雨の日に上を歩いて滑った記憶があるわ。
うちは、車を出し入れするたびに「カタンカタン」と、アスファルトと鉄が当たる音がします。
早朝や夜遅くに車を出し入れすることもあるので、気になっていました。
以前、グレーチングのウラに騒音防止の対策をしたことがあります。
今は、古くなっていて機能していません。
新しく騒音対策をすることにしました。
対策をし直します。
1.騒音対策どうする?
グレーチングの騒音対策として、専用のテープが販売されています。
1−1.グレーチング専用の騒音防止ゴムをグレーチングの裏に貼る
防音対策として、グレーチング専用の騒音防止ゴムが販売されています。
1つのグレーチングに対して、上の画像の赤枠の2箇所に貼るため、テープは2枚必要になりますね。
色んな商品が販売されていますが、だいたい1つのグレーチングに騒音防止ゴムを準備すると、1,000円前後です。
家の前のグレーチングの数によって、かかる費用が変わってきますね。
車が通るグレーチングのみ騒音防止ゴムテープを貼るのも良いですね。
1−2.代用品でDIYする
グレーチング騒音防止に代替できるゴムをDIYして貼る。
1−3.廃材を利用する
自転車の廃タイヤをカットして重ね、グレーチングと溝の間に敷く。
2.設置にかかる費用、時間を比較してみると
約1mのグレーチング7枚に、騒音防止をする場合の見積もりです。
費 用 | 設置までの時間 | メリット | デメリット | |
専用騒音防止ゴム | 約7,000円 | 約20分 | お手軽 | 数が増えるほど高い |
DIY | 約3,880円 | 約60分 | 専用のものより安くできる | 準備、設置に時間がかかる |
廃材利用 | 無料 | 約60分 | 材料代がかからない | 廃材が手に入らない場合もある |
3.結局どの方法が良いの?
・短時間できれいに仕上げたいなら、専用防音ゴムがおすすめ。
・費用を抑えて材料も自分で調達できるならDIY
・自転車のタイヤの廃材はタイミングによる(元々が廃材なため、劣化も早かったです)
4.騒音防止ゴムをDIY 準備したもの
DIYブログですので、もちろんDIY挑戦しましたよ。
自作してみようかなと思う方は、ここから下をお読みくださいね。
4−1.計測する
騒音防止したいグレーチングと溝が接する箇所の長さを測る。(赤い丸で囲んだところ)
騒音防止ゴムを貼りたいグレーチングの長さを測る。
グレーチングの溝は両端にあるので、必要な長さは×2になります。
4−2.材料を揃える
今回、ゴムはこちらを使用しました。
グレーチング1枚の長さ約99.5cm×7枚×2(両端分)=約14m
14mをカバーできる長さと厚さ3mmストロングというところが決め手になりました。
上記のゴムには、両面テープなどの接着剤はついていません。
両面テープで貼り付けるか、接着剤で貼り付けるか、決めて準備してください。
5.騒音防止ゴムをDIY いざ!
5−1.使ったもの
- 平ゴム(上記、頑丈屋さんのもの)
- 接着剤(体感としてグレーチング1枚につき20g使用)、あるいは両面テープ(貼りたい面の長さ分)
- クリップ(洗濯バサミで代用可)
- ハサミ(平ゴムを切るため)
- メジャー
- 雑巾(グレーチングのゴムを貼る面の汚れを取る)
- バケツ
- ゴム手袋、軍手など
- ゴミ袋
5−2.進行
1.グレーチングを全部裏返して、騒音防止ゴムを貼る面の汚れを雑巾で取り除く
2.1で拭いた後、濡れていたら乾いた雑巾で拭く(今回は快晴のため、すぐ乾いたので省略)
3.グレーチングの長さに合わせてゴムをカット
4.グレーチングの貼り付け面に、接着剤を塗る
5.4にゴムを貼り付ける
あくまで代用品ですので、ゴムが真っ直ぐではないので貼りづらく思いました。
ポイント:ゴムなので、ある程度柔軟に変形します。写真の赤線の箇所にできるだけ沿うような感じで貼り付ける
6.貼り付けながらクリップなどで止めて圧着する
7.ある程度張り付いたら、グレーチングを溝に戻す
6.ポイント
1.専用のゴムではないのである程度湾曲しています。
ゴムをグレーチングに添わせて合わせるように貼っていくといいですよ。
2.【貼りながらすぐにクリップや洗濯バサミで止める】を同時進行でするとはずれにくいです。
3.はずれてきそうでも、ある程度くっついたらグレーチングを溝に戻して重みで圧着。
4.接着剤の使用量が想像以上でした(体感ですが、グレーチング1枚につき20g使用)
あっという間に使い切ってしまいました。
足りなくなった後は、他の場所の補修用に買っていた両面テープで代用しました。
5.【両面テープ使用の場合】
ゴムが湾曲しているので貼りづらいです。
多少歪んでも、ゴムもテープも柔らかいので気にせず大体で貼り付けても大丈夫でした。
6.接着剤と両面テープのどちらも使用しての感想は、接着剤より、両面テープの方が作業がしやすかった。
7.仕上がりは、どちらも変わらない。
設置した瞬間からしっかり付いているのは両面テープでした。
今回、使用した両面テープはこちらです。
基材に柔軟かつ強靭な不織布を使用しているため、部分解体時にちぎれずにはがすことができ、部品のリサイクル促進に貢献できます。
7.今回かかった費用
平ゴム 3,361円
両面テープ 6m分 404円
接着剤 家にあったもの
合計 3,765円
グレーチングの騒音対策について考えておられる読者さまのお役に立てれば幸いです。
車の出し入れの際の「カタンカタン」は全くなくなりました!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。